皆様
各地でのイベントやニュースをお知らせします。転送転載歓迎です。
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<イベント>
■2月21日(日)第2回「清流長良川流域の生き物・生活・産業」連続講座
「 絶滅危惧種ウナギを食す日本! 長良川に生きぬくウナギと伝統漁法から 鰻をうまくいただく未来を考えよう! 」
■1月31日(日)伊勢 湾流域圏 の再生シンポジウム
■1月29日(金)流域管理シンポジウム
<ニュース>
●
社説 洪水対策 「ソフト中心」 徹底を (朝日新聞 2016.1.21)
●「“放水路”に期待の声も」 国交省が3案を説明 ダムによらない治水 球磨川治水対策協議会
(2016.1.21 人吉新聞)
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<イベント>
■2月21日(日)第2回「清流長良川流域の生き物・生活・産業」連続講座
「 絶滅危惧種ウナギを食す日本!
長良川に生きぬくウナギと伝統漁法から 鰻をうまくいただく未来を考えよう! 」
日 時:平成28年2月21日(日曜日)午後1時30分から午後4時30分まで
会 場:ウインクあいち 10階1002会議室
(名古屋市中村区名駅4-4-38)
テーマ:絶滅危惧種ウナギを食す日本!
長良川に生きぬくウナギと伝統漁法から 鰻をうまくいただく未来を考えよう!
内 容:
第1部 お話を聞く
「ウナギの絶滅危惧種指定と世界一の消費国としての責任」
伊藤 文成氏(国立研究開発法人水産総合研究センター理事)
「うなぎ料理の美味しさと魅力」
長田 健太氏(日本料理小伴天店長)
「海と川を行き来するウナギ 天然ウナギの再生は幻か」
つる 詳子氏(自然観察指導員熊本県連絡会会長)
第2部 わいわい談義
「川と海をつなぐ希少な生き物ウナギから、地域と地球にとっての旨い未来とは何かを考えよう」
パネラー 大橋 亮一氏(長良川漁師)
地村 佳純氏(碧南海浜水族館主任学芸員)
伊藤 文成氏(国立研究開発法人水産試験総合研究センター理事)
つる 詳子氏(自然観察指導員熊本県連絡会会長)
コメンテーター 鈴木 輝明氏(名城大学大学院総合学術研究科特任教授)
司 会 原田 さとみ氏(タレント/エシカル・ペネロープ株式会社代表取締役)
<参加申し込み方法> お申し込みはこちらから▼ 定員100名
1月31日(日)伊勢湾流域圏 の再生シンポジウム
生物多様性COP10 から5年・長良 川河 口堰 運用 20 年に おい て、川・沿岸域・海を
一体として保全していく視点で、ひとつの生命流域としての伊勢湾流域圏の 再生 を
三重で考えます。登壇者が多彩で、興味深い議論が期待できます。ぜひご参 加く ださ い。
・ 日
時 2016年1月31日(日)午後1:30~4:30
・会 場 じば さん 三重 ホール 近鉄四日市駅から 徒歩 5分
・資料代 500円 (学 生無 料)
・規 模 100名
プログラ
ム
・基調報告 高山 進(伊勢三河湾流域ネットワーク代表世話人)
・講演 「伊勢湾の環 境の 今」 講師 石原義剛(海の博 物館 館 長)
・シンポジウム「伊勢湾 流域 圏の 再 生」
(パネラー)
千葉 賢(四日市大学教授)伊勢湾の海流と答志島のごみ
森
一知(四日市ウミガメ保存会代表)ウミガメが上る浜づくり
向井 貴彦(岐阜大学准教授)木曽三川の魚たちと伊勢湾
(コーディネー ター)
三石朱美(国連 生物 多様 性の 10年市民ネットワー ク)
(主催) 伊勢 三河
湾流域ネットワーク、よみがえれ長良川実行委員会
■1月29日 (金)流域管理シンポジウム
記
1 日 時 平成28 年1 月29 日 (金) 午後1時00 分から4時30 分まで
2 場 所 グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)10 階 1001~1002 会議室
3 主 催 関西広域連合
(裏面に続く)
4 プログラム
(1) 開会挨拶
(2) 基調講演 「琵琶湖・淀川流域の発展とこれからの治水」
中川博次 (京都大学名誉教授、琵琶湖・淀川流域対策に係る研究会座長)
(3) 特別講演 「生態系サービスと流域マネジメント」
中村 正久 (滋賀大学教授、琵琶湖・淀川流域対策に係る研究会副座長)
(4) パネルディスカッション 「流域の暮らしと文化、そしてこれから」
(進行)
嘉田 由紀子 (びわこ成蹊スポーツ大学学長、前滋賀県知事、琵琶湖・淀川流域対策に係る研究会顧問)
(パネリスト)
秋葉 芳江 (Office SPES 代表、京都市ソーシャルイノベーション研究所)
戸田 香 (神戸大学大学院法学研究科(政治学) 博士後期課程、朝日放送(株) 総合ビジネス局)
横山あおい ((有)エイライン 代表、NPO 法人人と自然とまちづくりと 理事長)
山口美知子 (東近江市役所 森と水政策課)
5 申込方法
申込書に必要事項を記入のうえ FAX にてお申込みいただくか、同じ項目をご記入いただいた
電子メールによりお申込みください。申込書は以下のURLよりダウンロードしてください。
http://www.kouiki-kansai.jp/contents.php?id=2190
※参加証は発行しませんので、お申し込み後は当日会場まで直接お越しください。
6 参加費 無料
7 申込締切 平成28 年1 月27 日(水)
※定員(200 名)になり次第締め切ります。定員を超えたのちのお申込みとなった場合には、その
旨事務局よりご連絡させていただきますのでご了承ください。
8 問い合わせ・申し込み先
関西広域連合 本部事務局 国出先機関対策プロジェクトチーム
Tel: 06-4803-5674 Fax: 06-6445-8540
Email:
biwako-yodogawa@kouiki-kansai.jp
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<ニュース>
● 社説 洪水対策 「ソフト中心」 徹底を (朝日新聞 2016.1.21)
「(ダムや堤防など)施設の能力には限界があり、大洪水は必ず発生する」
「(避難など)ソフト対策は必須の社会インフラだ」
そんな危機感と警鐘が盛り込まれた報告書を、国土交通省の有識者審議会がまとめた。
きっかけは昨年秋、茨城県を中心に大きな被害をもたらした鬼怒川の氾濫(はんらん)である。
様々な誤算や準備不足が重なったが、起点となったのは想定を超える集中的な豪雨だった。「気候変動により、今回のような施設の能力を 上回る洪水の発生頻度が全国で高まることが予想される」という報告書の指摘には、多くの人がうなずくだろう。
ハード(施設)整備よりソフト面の備えが強調されて久しいが、行政から企業、住民まで、意識が切り替わったとは言いが たい。一方で、温暖化との関係が疑われる豪雨が頻発し、財政難から既存の施設の維持更新もままならない状況が続く。
「時間もカネも足りない」中で、防災・減災をどう強化するか。報告書が副題に掲げる「社会意識の変革による『水防災意識社会』」を目 指し、できることを着実に実行していきたい。
まずはソフト面の具体策だ。
鬼怒川の氾濫は、行政による避難勧告の遅れや市町村を超えた広域避難への準備不足など、多くの課題を浮き彫りにした。住民がとるべき 行動を読み取れるハザードマップへの改良、携帯端末を生かした洪水警報の発信や河川の水位監視カメラ映像の提供をはじめ、知恵を絞る 余地はまだまだありそうだ。
街の中で想定される浸水深を表示し、洪水で家屋が流 される恐れがある家屋倒壊危険区域を公表するなど、不動産評価に響きかねない情報の開示も避けて通れまい。
鬼怒川の氾濫では堤防整備が不十分な箇所が決壊したため、報告書も「ハード整備自体は不可欠」との立場だ。ただ、巨大なダムやスー パー堤防の建設を優先しがちな発想からはそろそろ抜け出すべきだろう。
国は施設整備を進め、避難を中心とするソフト対策は市町村任せ――。これまではそんな役割分担が色濃かった。治水対策のかじ取り役で ある国交省は、ハードを偏重しがちな自らの意識を改めつつ、ソフト対策でも一歩前へ出る必要がある。
自治体には、今回の報告書を先取りしたとも言える滋賀県流域治水推進条例など、様々な取り組みがある。それらを参考にしつつ、「現 場」を預かる自治体との連携を深めてほしい。
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●「“放水路”に期待の声も」 国交省が3案を説明 ダムによら
ない治水 球磨川治水対策協議会
http://www.hitoyoshi-press.com/local/index.php?intkey=12565
(2016.1.21 人吉新聞)
川辺川ダムに代わる球磨川水系の治水対策を国や県、流域12市
町村で検討する「球磨川治水対策協議会」の第4回会合は19日、
人吉市カルチャーパレス会議室で開かれ、国土交通省が検討対象の
洪水対策9項目のうち遊水地と球磨川上流にある市房ダム再開発、
放水路の3項目について協議し、放水路案には期待する声も出され
た。
同協議会は昨年2月、球磨川水系の治水対策を検討してきた「ダ
ムによらない治水を検討する場」で積み上げてきた対策を実施し、
戦後最大の被害をもたらした昭和40年7月洪水と同規模の洪水を
安全に流下させる治水安全度を確保するため、新設ダムを除く対策
を検討することにした。
これまでの会議で、引堤と河道掘削等、 堤防強化、遊水地、市房
ダム再開発、流域の保全・流域における対策、放水路、宅地の嵩上
げ等、輪中堤の9つの具体策を検討対象とし、11月の第3回会合
で引堤と河道掘削等、堤防強化の3項目案の概要と課題を協議して
いる。
第4回会合は午後2時から始まり、国交省や県職員、12市町村
の副市町村長、総務課長らが出席。はじめに、今回協議する3項目
案の概要の説明があった。
「遊水地案は
組み合わせ必要」
遊水地案は、球磨川上流や川辺川など約1300㌶が対象で、農
地等の利用を保全したまま洪水時のみ貯蓄する「地役権補償方式」
と、現地盤を掘り下げ、より多くの調節容量を確保できる「用地買
収(掘り込み)方式」を検討。平地部のほとんどを 遊水地としても
目標に対する効果量が小さいため、他の対策を検討した上で組み合
わせが必要になるとした。
多良木町の副町長からは「現実的にこの取り組みができるのか。
利益を被るのは下流域ということで理解が得られるのか危惧してい
る。上流域は基盤整備もできて優良農地でもある。国は十分な補償
費の支払いができるのか」といった疑問の声も出された。
「ダム再開発案」に
住民の理解は?
また、市房ダム本体を約20㍍嵩上げするなどのダム再開発案は、
目標とする調節量に不足するため、河道の対策など他の案との組み
合わせが必要と説明。
あさぎり町の副町長は「農業振興と合わせて利水の買い上げが地
域に及ぼす影響をどう考えているのか」。多良 木町の副町長は「利
水用の水を買い上げるということは当初から考えられないことだ」。
水上村の総務課長は「ダム建設時に200世帯以上が万感の思いで
水没により移転された。当時の対応に今でも不満
を感じている人もいる。村の振興を嵩上げによって元に戻すという
ことは住民の理解を得られない。不安を助長するだけだ」などと不
安視する声が相次いだ。
五木~八代
など3ルート
川辺川の出水を地下トンネルで下流の球磨川に流す放水路案につ
いて、国交省は五木村頭地~八代市坂本町(延長約15㌔)、五木
村頭地~八代市萩原町(同21㌔)、相良村の球磨川合流地点下流
~球磨村渡(同11㌔)の3ルートを提示し、いずれも人吉市街部
を迂回して下流域に 流せる上、目標とする洪水調節量も達成できる
とした。
これに対し、相良村の総務課長は「放水路案については以前から
話し合っていた。住民からも意見を聞いてきている。洪水の調節機
能としては効果的ではないか。一番可能な方策ではないか。ぜひ実
現できれば」。人吉市の副市長は「放水路案は、今の時点では一番
可能性があるのではないかと感じた」と評価する声も。
一方、八代市の副市長は「上流の水をトンネルで持ってくると、
早い時間に既存の水位が上がることも考えられる。ばく大な費用が
かかり、市民の理解が得られるのか」。球磨村の副村長は「放水路
案によって下流がどういう状態になるのか示してほしい」と懸念す
る声を上げた。
同協議会では、次 回会合で9項目の残る項目について協議したあ
と、パブリックコメントを実施。その後、対策案の総合的な評価を
行う。
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